ニホンタンポポダンデライオン

ハーブのコーヒータンポポやチコリはコーヒーで有名です。インスタントの蒲公英コーヒーが売られています。自分でも作ることが出来ます。採取は、山の中など環境のいい場所に育つたんぽぽが望ましく思います。採取のコツ深く伸びてる根を切らずに掘り返します。(１)　ごぼうを洗うように清潔なたわしなどで、水洗いします。(２)　細かくカットし、３日ほど乾燥させます。(３)　フライパンで炒ってから、ミルで砕きます。わたしは乾燥させた根５g～大さじ１杯程度を１杯分の目安にしています。これに、普通のコーヒー豆を混ぜドリップします。ダンデライオン【英名】dandelion【学名】Taraxacum officinale日本のタンポポダンデライオンの雑学道ばたで見かけるほとんどは、セイヨウタンポポとアカミタンポポです。パッと見ただけでは、区別がつきません。見分け方は、種の色です。アカミタンポポは、名前の通りに赤い実(種)をつけます。セイヨウタンポポは、茶色の種をつけます。セイヨウタンポポ、アカミタンポポはどちらも帰化した植物です。日本のタンポポには、地名がつけられたエゾタンポポ、カントウ、トウカイ、カンサイ。白い花を咲かせるシロバナタンポポなどたくさんの種類があります。どの種類もダンデライオンと同様に薬効成分があり、食用として利用できます。ニホンタンポポとタンデライオンの違いは、「総苞(そうほう)」。一見ガクのように見える部分です。反っているのが西洋蒲公英(帰化タンポポ)です。日本蒲公英は総苞(そうほう)が、反っていません。総包(そうほう)がくるっと反るのが、ダンデライオンの特長。左／総包がそっている西洋たんぽぽ。右／日本タンポポダンデライオンの葉育て方別名：ショクヨウタンポポ／和名：セイヨウタンポポキク科／タンポポ属／多年草開花の時期　３～８月頃種まきの時期　３～５月・９～10月頃株分けの適期　２～３月・９～11月頃水やり・肥料普通の水やりで大丈夫です。私は、真冬を除いて薄めた液肥をたまに与える程度です。注意点手軽に採取できるハーブといえます。道ばたのタンポポの採取に抵抗がある方は、種から育てるのも方法です。移植を嫌いますので、植替えのときには注意が必要です。利用・効能花の咲かない内に、真ん中の若いやわらかい葉を収穫します。葉は、サラダや和え物、炒めもの、酢の物、天ぷらなどに利用できます。花は、酢の物や揚げ物、タンポポ酒、染料に用います。根は、きんぴらや、かき揚げ、タンポポコーヒーに用います。チコリも同じようにコーヒーで有名です。タンポポコーヒーは、ダイエット効果があることで知られています。根を使う場合、最低３年ほどかけて栽培し、充分に根を太らせてから収穫。全草に薬効があり、古くから薬草として利用されたようです。解毒作用や利尿作用、むくみを取る効果があります。茎を折ると、白い液が出ます。この白い液を切り傷などの患部に塗ると薬代わりになるといわれます。この乳液に母乳の出が良くなる効果があるといわれてます。害虫と病気病害虫の被害は今のところありませんので、薬品などは不要です。

ダンデライオン

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ダンデライオンの雑学

タンポポコーヒー
チコリも同じようにコーヒーで有名。
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●アカミタンポポ(赤実蒲公英)

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エゾタンポポ(蝦夷蒲公英)【英名】dandelion【学名】Taraxacum hondoenseまたはTaraxacum venustumキク科／タンポポ属／多年草北海道から東北に分布。シロバナタンポポ　　ニホンタンポポアカミタンポポ(赤実蒲公英)【英名】rock dandelion【学名】Taraxacum laevigatum開花時期　４月～11月頃キク科／タンポポ属／多年草帰化植物です。セイヨウタンポポと同じようにガクがは反り返っています。ニホンタンポポ(蒲公英)【英名】Japanese dandelion【学名】Taraxacum platycarpumキク科／タンポポ属／多年草シロバナタンポポ(白花蒲公英)【英名】white dandelion【学名】Taraxacum albidumキク科／タンポポ属／多年草シロバナタンポポ開花時期　12～６月頃西日本の平地で見られる白い花のタンポポです。ダンデライオンと同じに食用として利用できます。